アンドロイドの憂鬱

 

 

ちょっとずつしぼんでく

つまりジリ貧状態

もうじき字が赤くなる

 

やけにまばゆいビル群の頭上で

膨張してユく文化のキワモノ

なんとなく見えてる臨界点を

消費の蒸気で目くらまし

 

どこへかえりたいと望んでるんだろう

 

けつろんハあたえられていナイのでス

たダけいかがアるばかりでス

こコにキみがいないから

うたがうたエなくって

ぼくは

ボくは

もウ

 

手触りのいいエコロジー論も

死んじゃいそうなキモチを救わない

ウダウダ流れる毎日の中で

忘却のブレーカーが

強引に理屈を保ってる

 

なくしてユくよ

きみのゆび

キみのこえ

キミのなまえ

 

はなんてゆったっけ

ああ それヲつぶやケバ

しやわせになれそうなきがしテるのに

 

不可逆の時間

哲理という名の規範

ミメ麗シイ論理と希求

 

ここロのテっぺんに

きンきらのほしをつけて

きミがわらってくれるといい

 

                     

BACK